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てぃ~だの想い

造形心理学

造形心理学って??
 
美容室に行って

「今日はどうしましょうか?」

「何センチ切りましょうか?」

と言われて困ったことありませんか?

これってデザインするのでは無く

作業ではありませんか?

私たち美容師はお客様に

似合う髪型をデザインする

これが本来の美容師の仕事だと考えています。

その為に造形心理学が必要になってくるんです。

では造形心理とは何か??

目で見えている全てのものに造形心理は働いています。

見た物の印象を人は瞬間的に判断します。

例えば初対面の人に会った時、

優しく見えたり
クールに見えたり
セクシーに見えたりと。。


これも造形心理です


インテリアでも

車の形でも

洋服のデザインだってみんな

造形心理が働くのです。

みなさんが見てる物の印象は実は全て

線の形

材質

色味


によって印象を感じています。

火は温かく感じる赤色ですし

直線は硬く強く感じ

曲線は柔らかく優しい感じ

ツヤがあると健康的に見えありがちなキラキラ

パサついていると傷んで見える。

このように人は知らず知らずのうちに印象を感じています。

例えば黒くて四角い箱なら固くて重たいイメージ。

ピンク色のハートなら可愛くて柔らかいイメージ

 ヘアースタイルでも直線的な前下がりボブなら

かっこよくてシャープなイメージ。

明るめのヘアカラーしてフワフワパーマだとキュートで柔らかいイメージ

イメージは「形」「色味」「材質」でプラス

 他にも印象を決めるものがあります。
 
それは、 【歩き方】【話し方】【表情】です。
 
 【歩き方】は、歩くスピードを見ます。
 早く歩く方は 「行動的でイキイキ」 して見え、
 ゆっくり歩く方は 「落ち付いて上品」 に見えます。
 
 【話し方】は、「声の高さ」「話すスピード」を見ます。
 高い声の方は 「元気」「可愛い」 と見られ、
 声の低い方は 「真が強い」「かっこいい」 などに見られます。
 
 【表情】は、「笑顔」や「真顔」などを見ます。
 笑顔の方は 「明るい」「可愛い」 と見られ、
 真顔の方は 「知的」「冷静」 などに見られます。
 
このような文面を見て 「当たり前やん。。」 って思うでしょ
 
これはいわゆる人の

【潜在意識】

なんです
 
だから当たり前って思って当然です。

しかし、 「潜在意識」だからこそ
なかなか説明できない。

美容師に伝えられない(涙)

だから造形心理学が必要になってくるんです。
 
これをヘアスタイルのカウンセリングに応用し


お客様が伝えづらかったイメージを


私たち美容師が把握し

お客様の要望と美容師の提案で

一つのヘアスタイルを作り上げる共同作業と位置づけています。